こちらを見てほしい。
Xにて私と総合フォローしている、カンイルソンさんのツイートだ。彼は私より少し若い在日韓国人の方である。
この時のツイート内容は「通常はロックなどは「反権力」「反体制」「反差別」が支持されるものだが、日本だけは「国粋」「体制維持」「排他主義」の方が人気がある」と指摘している。
この指摘だが、最近の日本ではそんな傾向もあるが、1990年代以前は日本も反権力的な歌やミュージシャンがかなりいたものだ。故忌野清志郎がその代表格だろう。
昭和や平成初期のころまでは、体制寄りなど全くと言っていいほどいなかった。
当時の世相を思い出してみると、反権力がカッコいい…とまではいかないまでも、右寄り、体制寄りなんてのは非常にカッコ悪く、ダサいと見られたはずである。とにもかくにも、日本の絶頂期や本当にすごかった時代には「愛国」とか「体制寄り」など全く流行らなかった。
ネット上でよく言われるのは「売れなくなるとウヨる」ということ。
芸能人が売れなくなると、すぐ体制寄りになったりウヨる(ネトウヨ化する)傾向があるが、カネと権力に惹かれるのは想像できる。
21世紀、2000年代になってから、体制寄りや排外主義的なものが増えてきたのは間違いない。その理由として、国が落ちぶれてきたからだ。私はこのようにツイートした。⇓
国が落ち目になると自分に自信がなくなるため、強い者に同化させ自分も強くなったような錯覚に陥るからである。だからネトウヨや陰謀論が流行るのだが、同じ理由で「冷笑バカ」も増える。
⇓これを見てわかるが、青い線の時代は「愛国」や右寄りが増える。国が落ち目になる周期に差し掛かっているからだ。
その愛国がもてはやされる時代も、間もなく終焉を迎えるだろう。
破局がきた途端に「権力者」は没落する法則があるからだ。その強い者が崩壊した時、それと同化していた者たちは没落する。半狂乱になったり廃人化するのが目に見えている。急性アノミーの発生だ。
だから私は「ウヨになるな」と10年以上前から訴え続けてきた。
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