ネトウヨ史観というものは以下のようなものだ。

・大東亜戦争(日中戦争+太平洋戦争)は正しい
・日本は自衛の為に戦争をした。
・日本は全く悪くない、悪いのは日本を戦争に追い込んだアメリカ🇺🇸であり武器商人のユダヤ連合だ。
・日本国憲法は米国から押し付けられた。
・本来の日本を取り戻す為に憲法を改正すべき。

大体このようなものだろう。中には陰謀論色を強めたものがあり、以下のようになっている。

・戦後日本はWGIPの洗脳に汚染された。
・小麦、砂糖、牛乳、肉をGHQに強制された
・戦後教育も米国から押し付けられた。


簡単に言えば、明らかに満州事変以降侵略戦争をしたのは日本だが、それを全てユダヤのせい、GHQのせいだと被害者ヅラをしてるのが、ネトウヨをはじめ、自称保守派の欺瞞そのものである❗️

特にこの部分は、真弓定夫が生前に熱心に布教しており、吉野敏明らが引き継いでいる。内海も以前は引き継いでいたが、真弓定夫の死後は方針を変えたように見える。

今まで上げたネトウヨや歴史修正主義者だが、その大半が戦後生まれである。そりゃそうだろう。戦後生まれなので戦争体験がないから戦争の怖さもわからないのである。

対して私の親世代、1930年代か昭和10年代生まれは、戦争に拒否反応を示す人が多い。戦時中に子供時代であり、非常に嫌な体験をしたからである。

ところが‼️
私の両親より少し上の世代になると、逆に戦争を賛美したりネトウヨに走る者が多いのがわかった。戦前生まれのネトウヨの多い年代がわかる。

後述するが、この年代辺りの人の言うことはあまり信じない方がいい。

1929〜31年(昭和4〜6年)生まれ。
1929年生まれ
すぎやまこういち
1930年生まれ
渡辺昇一、三宅久之
1931年生まれ
真弓定夫
今では全て故人。いずれも改憲派で戦前幻想の強い者だった。

まだまだこの年代には多数、改憲派やら戦前幻想の強い者が多い。この年代は、敗戦時に14歳〜16歳である。つまり頭の中がファンタジーのままであり、中途半端にしか現実が見えてなかった。中二病という言葉の通りだ。

戦前の日本は素晴らしい、戦争は正しい、悪いのは全て連合国という幻想のまま終戦を迎えてしまい、戦後も「日本は被害者だ。間違ってなかった」と正当化したまま、成人し歳を重ねてきた可能性が高い。

私はこの年代生まれの人の、少なくとも歴史観や戦争感は真に受けず、話半分に聞いた方がいいと思う。かなり歴史や戦争感が歪んでいる可能性がある。

恐らくこの人たちは、予科練も行ってなかった❓と思われる。もう少し上の年代になると、やはり戦争への拒絶反応が増え、ネトウヨ率は減る。戦争の残酷な現実を見てるからである。

⬇︎1921年(大正10年)生まれの瀧本さん。
終戦時24歳で、現在は故人と思われるが、もしご在命なら103歳の筈だ。
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彼は17歳で海軍に志願、1942年のミッドウェー戦で敗北したが、その時の数少ない生き残りである。奇跡的に助かった彼は病院に入院したが、家族や知り合いから完全隔離された。

すると、実際には敗北した戦いを新聞では「大勝利❗️米軍を撃滅」などと報じていたのを見て、非常に憤りを感じ、国や軍は嘘をつくと実感したそうである。

歴史修正主義者の好き勝手にはさせない。正しい歴史を後世に伝える必要がある。
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